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事業案内/UAV測量

概要

フライトプラン

UAVとは”Unmanned Aerial Vehicle”の略称であり、無人で飛行する
航空機の総称です。
UAVを活用することにより、人が立ち入る事の出来ない危険箇所や災害現場、土木工事現場などでの計測が可能になります。
セスナなどを使った航空写真測量に比べると、UAVは低空で撮影するため、高精度な地形データを取得することができます。


UAVレーザー計測(Matrice600)

UAV搭載型レーザースキャナを用いることで、小規模範囲の高精度な点群データを取得することができます。
UAV機体はDJI社のMatrice600、レーザー機器はPhoenix社のminiRangerを使用しています。
あらかじめ計画したコースを自動飛行で撮影及びレーザー計測を行い、1コースで1.0㎡に40~80点程度の点を取得します。
コース間重複を含めると1.0㎡に100点程度の点を取得します。


Litch Matrice600


解析・成果作成

計測したデータを解析して3次元点群データを出力し、点群処理ソフトウェアでフィルタリング後に等高線データを作成します。
撮影写真からオルソ画像の作成、数値図化による地形図の作成を行います。


TerraScan TerraScan


UAVを利用した撮影(eBee、albris)

固定翼機(senseFly社 eBeeRTK)は、完全自動制御で広大なエリアの計測が可能です。
また、撮影した画像から各種図面の作成が行えます。

回転翼機(senseFly社 albris)は、橋梁や法面などの調査・点検が可能です。
また、サーモセンサーによる撮影で温度分布の調査も行えます。


eBee albris


SfM解析

計測データをPix4Dmapper等のソフトで解析します。
SfM(Structure from Motion)技術を利用し、点群データ、3Dモデル、オルソ画像の作成を行います。

i-Constructionへの活用例
・3次元数量算出(土工)
  計測した施工前後の3次元データを3次元CADで比較して施工土量を算出できます。

3Dモデル 点群データ