撮影
対象地区の垂直撮影、斜め撮影および地上撮影をおこないます。
対象地区の情報から、当社にて撮影計画から精度管理および成果の整理まで対応します。
撮影は、業務パートナーであるグループにて実施します。
垂直空中写真では、GPS/IMU(汎地球測位システム/慣性計測装置)を搭載した航空機にて撮影をします。
なお、現時点では垂直空中写真撮影は、アナログフィルム撮影のみの対応となっています。
(撮影空中写真のデジタル化は、撮影ロールフィルムのスキャニングにて対応いたします。)
また、斜め撮影も対象ポイントを指定いただければ、適切なアングルを提案し、デジタルカメラにて撮影をします。
スキャニング
アナログ撮影画像からデジタル画像を作成します。
DSW700の性能
●モノクロ、カラーの航空写真を従来のスキャナより25-50%速くスキャン
●4.5-22μmでピクセルサイズの変更が可能
●高反射強度の3色LED 光源が、細かい画像情報のスキャンも高速かつ精確にデジタル化
●12-bitCCDカメラがラジオメトリック・パフォーマンスを向上
●新しい光学技術がニュートンリングをバーチャルで削除
●像を検証し露出数を読み込むバックライト
●スキャニングフォーマット: VIT、raster TIFF、tiled TIFF、 JPEG、JPEG2000
デジタルマッピング
空中写真を用いてデジタル化した地形図を提供します。
地形図作成に伴う地図情報の全てをデジタルデータとして仕様に準じて整備します。
数値地形図は論理的検査から目視による検査までを確実におこない、お客様の検査や第3者による成果検定等での不良箇所“ゼロ”を目指しています。
3次元計測
撮影写真を用いて高精度な3次元データを取得し、提供します。
解析図化機、デジタル図化機を用いて、高精度な3次元の計測をおこないます。
写真上の全てを対象に詳細に計測することが可能です。(ex.城壁、送電線、樹木、遺跡etc)
オルソフォト
デジタル化された写真を用いて地図と同等の画像データを提供します。
取得した3次元地形データより適切な3次元地形モデルを構築し、デジタル写真画像を微分変位修正により正射投影して地図と同等のオルソフォトデータを提供します。オルソフォトは、シミュレーションやGISの背景図として利活用可能なように提供します。